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【Plot007】第七章 新星の法則編

あらすじ

特に何も進展がないまま時は流れる。 そんな折、ネイヴィーから予備のアーケノイドが欲しいと頼まれる。
サイアー・シオン・ユリィの3人がアーケノイドの製造工場があるとされる島へ向かう。
何とかアーケノイド2体を入手し、帰ろうとした折、サーキとリーク(リィカ)2人のノヴァリオンに遭遇してしまう(※1)。(ハカセが侵入に気付き調査に向かわせた)
何としてでもここを切り抜けて帰りたいサイアー(達)。
任務そっちのけでとにかく戦士として一戦を交えたいサーキ。
サイアーを見て驚くリーク(リィカ※2)。
それぞれの思いが絡み合い、戦いの結末は二転三転する。

国に帰ったサーキはその行動・態度・サイアー(達)を取り逃がした事でノヴァリオン隊の統括リーダー(アガー)から叱責される。
リーク(リィカ)もまた叱りを受けたが、彼女もまたサイアー達がアーケノイドをさらって行った事は秘密にした。
しかし出会いの偶然性について、気持ちを抑えきれなくなったリィカはハカセに打ち明ける。
そんなハカセから返って来た言葉はリィカには意外なもの(※3)だった。

それから数日、サーキは他の先代のノヴァリオン達同様、どこかへと消えていった。

三者の絡み合う思惑(※1)

好戦的なサーキを止められないと判断したサイアーは1人で彼に挑む。
(ユリィの存在はまだ彼に気付かれてないが、香水の匂いで女性が居ると直感する鋭いサーキ。 香水の商品名まで特定してしまう)
実力はサーキの方が上であったが、サイアーは持ち前の意地と頭脳でサーキをなんとかダウンさせ、辛くも勝利したと思われたが、トドメを前に力尽き形勢逆転されてしまう。
サイアーを気に入ったサーキは再び戦う機会を作る為、サイアーの自慢の武器の片方を取り上げようとする。
しかし、そこをリィカの不意打ちによって気絶させられる。 リィカは気絶したサーキを引き摺りながら乗って来たラウザーに運んだ。

重なる偶然(※2)

リィカは飛行機事故の折、サイアーに助けられていた。 故にここでの再会には酷く驚いた。(当時はリィカとして出会っていた為、今の姿では相手には気づかれていない)
だが、さらに驚かせることが起こった。
気絶したサーキを運んでいると、もうろうとしていた意識を取り戻したサイアーはリークに向けて叫んだ。
「(パンドラ神殿)アリーズで俺達の仲間(=スダチ)を助けてくれた事、本当に感謝している。 彼はオレ達の強引な問いかけに屈し、アナタに助けられた事を白状した。
だがオレ達はこの事を他の人間に公表する事はない! それでも納得しないなら次の資源戦争のMAP-A:7付近にオレは居る。 彼に代わってオレが”戦士”として話をさせてもらう」
と──。
リィカは静かに首を振った。 数秒の後、リィカは気づいた。 つまり、神殿での任務で助けた少年の仲間に自分が飛行機事故の折に助けられ、そしてここで再会したと言う事……。
とんでもない偶然。

非理論的か…… この世界が、数式化された法則だけで成り立っていない事をお前も知る時が近づいて来たという事だ。(※3)

ハカセはリィカの話を一通り聞いた後、しばらく経って口を開いた。 それは偶然ではない。 ハカセは2つの法則(力)について語ったが、ハカセにしては随分と非理論的であると感じたリィカ。
しかし、彼はそれを信じているようだった。

インガの法則とエニシの法則

この世はモノとモノとの間に様々な見えない力が働いている。 人と人との関係においてもそれは存在する。
少年の命を助けたから、お前の命も助けられた。 単純な事だ。 同じような事がいずれ自分に返って来る、それがインガの法則だ。
信じられない……か?
だが言えるのは、もしお前(リィカ)が少年を見殺しにしていたら、少なからずその仲間の運命も大きく変わり、行動も変わっていたと言う事だ。

そして特定の相手と何度も出会うと言うのはエン(縁)と言うやつだ。
……エニシの法則と言えばかっこいいか。
リィカに分かりやすく言うなら、運命の糸と同じものだ。
(ハカセがすごく好きなリィカはすごく不服そうな顔をする)恋愛だけが運命の糸ではないさ。
そう言う糸は時間や空間に左右されない、別の次元による作用でそうさせているかもしれないと考えれば少しは納得できるか?
家族や友人もまたその糸で繋がっている。
前世と言うのがあるのならその前世でやり残した約束があったのかもしれないし、或いは同じポテンシャルを持つ者同士が引き付け合って生まれる力なのかもしれないな。
強い力か弱い力…どれくらいの力かは分からないがな……。
(前世と言う言葉にリィカはピンと来ないが話を聞き続ける)
ハカセはそっと視線を夜の月へと移した。