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【Plot017】第十七章 微かな希望と絶望編

あらすじ

仮にもエデンタールの国王が勝手にナレジ国に侵入した事は、双方の国で大問題になった。
エドガー達は身柄を皇居内に捕らえらられ、カイルもそこに入れられてしまう。

ナレジ国では湖遊姫とのロマンスとしてまだ寛容であったが、エデンタール国ではこの事態に対処する為、コズデル将軍が臨時の国王代理に就任する事態に。

ナレジ首都の被害は甚大だったが、ピンチの時に特殊な能力を持った存在が現れた事で、それが言い伝えられてきた月位導師であると沸き立ち、希望を持っていた。

一方、エドガーはこの事態にすっかり意気消沈していた。
そんなエドガーを諦めるなとカイルが激しく叱咤する。

ナレジのミカドは釈放と身の保障の条件として、知っている事を話すようエドガーに要求。
(ミサイル着弾を予期していなければすぐに駆け付けるなど出来ない。 つまり何かを知っている。 「星の主」の事とか、ね。 とエドガーに切り出す)
そしてミカド達もネイヴィーなどの情報をエドガーに提供した。

エドガーとコズデルはナレジ領でもエデンタール領でもない土地で話し合いを行い(カイルとユリィが彼を守るべく傍に居た)、正式にコズデル将軍に国王の座を譲る事に同意。
エドガーはしばらくナレジで軟禁される事となった。

そんな中、今度はミサイルが月の一部に着弾し、歴代のノヴァリオンの眠るエリアが壊滅状態になる。(※1)
星の主も間接的なダメージを受け、その結果、星の生命体にも徐々に影響が出始める。
何か分からないが息苦しい……得体のしれない暗い雰囲気がパンドラ人間たちに襲い掛かった。

恐れていた事態が起きたのかもしれない。
第9部隊やエドガー達真実を知る者達はそう思った。
ミカド達はメンバーを決め、月へ向かう事を決める。

メンバーは
リィカ・湖遊姫・サイアー・カイル、そしてネイヴィーの4人と1人。

直接月へと向かおうとするが、カイルは楽に行けるかもしれない手段としてオシの塔経由で行くことを勧める。
そう言う事にはなったが、どこかナレジ主導で事が進むのが面白くないカイル。 エドガーに励まされ出発する。


国民には(カイルとサイアー達の存在は隠し)、月位導師と皇族である湖衣姫が月の神に接見に向かうと言うストーリーを作り、国民に後押しされ出発した。
宇宙空間に出ると死んでしまうこの世のタブーがある為、どこまで本当かは分からないが、現状から何となく信じるものが多くいた。
(でも実際はオシの塔経由)

オシの塔の入り口のからくりを破り、第5層から内部に侵入するがリィカ達を排除しようと巨大ロボットのラディウスが襲ってきたが、それぞれの層を無事突破し、いよいよ月へとたどり着く。

ノヴァリオンの本当の任務(※1)

星の主は他の星から人間が自分たちの星を新たな住処として狙っている事を知り、エデンタール国初代国王で実はノヴァリオンの能力を持っていたエドガーの祖父と契約を結んだのだった。
そしてノヴァリオンの発掘・育成の真の目的は、侵略者へ対処する為の駒であったのだ。
戦士としてもある程度成熟したところで仮死状態にし、来る時に向けて眠らせていた。 そこにはサーキも眠らされていた。

この星の「人間」には自分たちの支配を回避できる能力を得た彼らノヴァリオンはある意味絶望だが、この星を守る為の頼りなくも唯一の希望でもあった。