【初期プロトタイプ版】PANxDA設定情報ページ

オク秘録=PANxDAの情報をwikiみたいな気分でまとめました

【Plot016】第十六章 忍び寄る新たな敵編

あらすじ

衝撃の事件が起こる。
エデンタール国を陰で仕切っているとされるノヴァリオン隊統括リーダーのアガー。
その彼女と国王が現国王をよく思わない集団によって殺されてしまったのだ。
しかも、アガーは人間ではなく、造られた特別な生命体だった。(※1)
レイビットはその後、1人、月へと向かう。

その結果、エドガー(ヴィルヘルム)は不本意ながら国王となる。
それでも恋を諦めず気丈に振る舞うが、カイルは彼の心の落ち込みを感じていた。

波乱は星の外からもやって来た。
いよいよレイビットが恐れていた事が現実になり始めた。
それは星の主(あるじ)の死……ではなく、この星を自分たちの星にしようとする”人間”が、本格的に進行しだしたのだ。

彼らは特殊なミサイルを星目がけて発射した。
それは衝撃だけでなく、多脚マシーンへと展開し、その芯間からパンドラ生物に害のある波長を発生させる兵器であった。(※1)
初弾と次弾は海上と人のいない平野に落ちたが、次の弾丸の着弾地はなんとナレジ国だった。
奇しくもその時ナレジ国では月位導師の祭典が行われていた。

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全ての事態を知っているのは、レイビットとエドガー達の組織、そして星の主のみ。
(星の主はアガー作り、そのアガーを使ってエデンタールの先王と契約し、やがてノヴァリオン隊を作った)
エドガー達はレイビットによって情報がもたらされていた)
エドガーは居てもたってもいられず、立場をわきまえずカイル達メンバーを巻き込みナレジ国へと向かう。

しかし、無情にも首都付近に着弾。
多くの犠牲が出る。 リィカ達は首都から少し離れていた所に居たものの、湖遊姫がその特に濃い霧の中で倒れてしまっていた。
リィカは急いで湖遊姫の居場所へと向かう。 そこは霧(波長)により、多くの国民が意識を失っていたり、無機質なゾンビ化をし始めたり、助かっていても体は動かずかろうじて意識を保っているような惨状だった。

リィカはその中を颯爽と走ると、その能力で周囲の人間たちの症状が束の間和らいだ。
そして倒れ込んでいる姫を見つける。 湖遊姫はぼんやりとした意識の中でリィカの事を「月位導師様……」と呼び、周囲の国民も彼女をあがめ始めた。

そこへ何とエドガーが駆けつける。 全ての人間が驚く中、リィカは姫の他、周囲の人間を安全な所へ誘導。
霧の発生源を破壊に行くことを決める。

姫の進言により、リィカはナレジ国の神器の大槍を手にすると、2名の有志(国民)を連れてミサイル破壊に向かった。
(大きすぎる為、共に向かう存在が必要だった)

現場につき、多脚兵器を足止めする事に成功した一行だが、肝心の発生源の破壊に手間取っていた。
急がなければ国民がどんどんやられてしまう。

そこへ1人の男が現れる。
カイルだった。
驚きながらも現状を優先するリィカ。 カイルはハカセの助言と開発した専用武器によって兵器を破壊しようとするが、リィカに帯同した国民がカイルに不信感を抱き、結果4名で協力して対処する。
(足を完全に破壊し、カイルが制御停止処置後、リィカが基盤を取り出す)

久々の再会も、二人の間に溝が出来てしまった。

アガーの正体(※1)

惨状に気を取られるカイルだが、レイビットは冷静だった。
彼女は星の主"達"が送り込んだ存在。 星の主の他にその妻が存命で月に居る。
アガーはアーケノイドとは別系統で作られたバイオロイドだと聞いている。
この星に来た人間の1人によって作られたらしく、代わりの体ももうプロトタイプしか残って無いだろう。