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【Plot019】第十九章 月の防衛編

あらすじ

来たる決戦に備える真実を知るメンバー達。
侵略してくる人間は4人。
強力な存在に対抗すべく、能力のないメンバーでもある程度戦える仕組みを考えたり、有人ロボットを開発したりと出来る限りの準備を整え始めた。

リィカはサイアーに何気なく言った。
レイビットが以前に自分をこの戦いに巻き込みたくない旨の話をしてたが、それ以降何も言わず受け入れてくれてるみたいだと。
しかしサイアーはリィカにハカセの本心を言い当てた。
「もしお前に何かあったら自分も死ぬつもりなんだ」と。
リィカはサイアーの考えに納得した。

その後、リィカはレイビットと話をした。
「ハカセ…… 私はこれから戦いに行く事になると思うけど、必ず生きて帰って来るから……絶対死なないで。
私がハカセと初めて会ったのはお母さんのお腹の中だった。 それから離れてしまったけど、色々あってエデンタールに私だけ戻ってきて、ハカセと再会して……
エデンタールから逃げる時だって、あんな事になってもう会えないって思ってたのに、こんな月の上で再会して……きっと前にハカセが言ってた見えない法則が私とハカセの間にもあるのかなって……。
こ、恋の糸かは分からないけど! だからきっと今回もまた会える……! だから、待ってて……!」

また、サイアーもそんなリィカのそばで戦いたいと思っていたが、戦略上、月でレイビットと共にシステムの管理・防衛に当たる事になった。
そばで戦う事が叶わないとなったサイアーは、リィカから貸した短剣を返却させ、自身の短剣と一緒にそれを素材にして彼女の防具を作って渡す。
「近くで守ってやりたいが、その気持ちをこの鎧に託す。 代わりにオレはお前の代わりとなってレイビット博士を守る。 存分に戦って生きて帰ってこい!」


やがて4人のうち2人の敵1と3(仮称)が大量のアーケノイドと共に月へ進行を始めた。
3の猛進により、月の主の住処まで到達されてしまう。
3と1はそこで自分たちの星の現状やこの星の状況を知る事になる。(※1)
歓喜する1それに油断したメンバーの隙を狙い2は星の主の妻の命を狙った。

それを主がかばおうとする、そこを2は狙い、主が負傷し、やがて命を落としてしまった。
だがシオンとオークナーは動じず、指示を出し、何とか2と1を撃破。

が、何とか撃破に成功する。 しかしここでオークナーの命が尽きる。

星の主が死に、星の制御システムが揺らいだが、星の主の妻が代理で主となった。
しかし、そう理想的にはシステムは安定しない。
しかもそこへもう1つ恐ろしい事が起こる。
1の残留思念が発生し思念体となり、システムを乗っ取り始めた。
その結果、星の生命体が活動停止へと追い込まれる。 放っておけば呼吸すら停止し、パンドラ生命体は滅んでしまう。

周囲のアーケノイドと融合した思念体を討伐するメンバー(外へ誘導して戦う)
激しい戦いが終わっても、システムのダウンは続いたが、サイアーとレイビットによって何とか応急的に休眠状態を維持するレベルに復活させた。

戦いは一段落する。 まだ2人の人間がいつ攻めてくるか分からない状況。
しかし、星の主のかつて残していた遺言により、オシの塔の一層の穴へと葬られた。


「何なんだ?このちっこい人間は」「嗚呼……やはりあの方はスバラシイ天才生物学者マルーン様だ……!」(※1)

侵略してきた人間たちが住んでいた星はバージョン3のシステムでアーケノイド達を管理していた。(この星のバージョンは1)
バージョン3には致命的な欠陥があり、それを長く放置した結果、星の制御の大半が出来なくなってしまった。 それを立て直せるだけのエンジニアが居なかった。
そしてこの星を見つけ、ここを乗っ取ってしまおうとやって来たのだ。 この星の主と共生する道は考えていない。
星のパンドラ生命体をリセットし、修正プログラム入りのバージョン3をこの星に入れて新しい住処にするつもりであった。
だが、パンドラ人間の正体が分からない。
星の主からその真実を聞く3と1。
1は、感動した。 1はこの星にかつて居た性格に難のある天才生物学者(パンドラ細胞の生みの親の研究施設にいたらしい)を崇拝しており、彼がこのパンドラ人間のきっかけを作った事、そしてここまで成長をした事に驚き、更なる憧れをその人間(マルーン)に抱いた。
何故なら1も自身にパンドラ細胞を埋め込んだものの、体に大した変化が起こらず失敗していたからだ。