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【Plot010】第十章 希望への胎動編

あらすじ

それからリィカはハカセとカイル、ノヴァリオン隊専属医(生物博士)アギムの3人によって長い時間をかけて看病されていた。(※)
アガーはアギムによって出入り禁止に。(アガーの方が偉いが病人を大事にするため強気に出た結果)

一方サイアーは、自分がきっかけで彼女に異変が起きた事を悟り内心酷く気にかけていた。
サイアーは昔、付き合っていた彼女をエデンタール国第一特殊部隊(ノヴァリオン隊は第二特殊部隊)の巻き添えで殺された過去を持っている。

一週間近い間、意識が戻らなかったリィカ。 その後も表情はずっと虚ろではあったが、最低限の日常生活は出来るようになったリィカは、ハカセの家(部屋)で療養を始めた。(※1)
そうして少しずつ自我が戻って来たリィカだが、ノヴァリオンとしての力は精神的に使えない状態だった。
それからしばらくしたある時、ふらっと軽い気持ちで「もうどこかに逃げちゃいたくなっちゃった」とレイビット(ハカセ)にこぼしたリィカ。
一度はそれを冗談で流したレイビットだったが、その直後、逃げる事に同意したのだった。(※2)

カイルも一緒に逃げると言う計画を2人で立て、いよいよ「その日」が迫って来た。

気持ちを打ち明けるカイル、ハカセの気持ち(※1)

ある程度回復してきた頃、カイルが見舞いにやって来た。
カイルは植物を持ってリィカと接触。 この時に自分の気持ちを打ち明ける。
植物は鉢植えになっていて、根のある物。 病人を見舞うにはふさわしくないとこの世界でも一般的に言われているが、カイルはリィカがハカセが好きな事を知っていて、幸せになって欲しいと願いを込めて敢えて贈った。 君が好きだから──と。
(その気持ちは本物だが、これにはもう1つの意味があった)
また、ハカセは2度(自我がまだ戻らない頃と戻った後)、リィカにマルーカの時にリィカに冷たく当たってしまった事を謝罪をしている。
リィカの養父であるが、レイビット(ハカセ)にとっても大事な親友であった為、彼もまた当時心にダメージを負っていたのだった。 

ハカセの背負っている何かをリィカが垣間見た瞬間(※2)

リィカのそのセリフを聞いた後、一度は「おやすみ」と寝る挨拶をしたのだが、彼の様子がおかしい。
不思議に思いハカセを見つめると、ハカセは耳の当たりをいじり、その後、「……逃げようか……」と口を開いた。
「俺の言葉は録音されている。 耳の所に装置が埋め込まれている。 だが、おかしな話だがこれを作ったのはオレ自身。 人員が少ないから自ら作らされたって訳だ。 おかしいだろ?
 つまり、ある程度の時間ジャミングさせる機能もこっそりつけてある」